【曽根崎の獅子舞】
曽根崎の獅子舞は曽根崎町が主催し、曽根崎町古典芸能保存会が運営します。曽根崎町古典芸能祭りとして毎年3月29日に行うことになっています。ただし、3月29日が日曜日でないときは、その直前の日曜日に行います。
〇獅子舞は、老松神社で午前、午後の2回行います。場合によっては、老松神社のほか、他の祭り会場等で行うこともあります。
〇平成28年から、地域活性の一環として獅子舞と同時開催で、「子どもスケッチ大会」を開催しています。
◇曽根崎の獅子舞の始まり(起源)
元禄8年(1695年)に曽根崎町老松神社の再建(建て直し)を記念して、その翌年から始まったと伝えられています。長い歴史のある獅子舞も時代の変化とともに後を引き継ぐ人たちが少なくなって昭和36年(1961年)に途絶えました。それでも、獅子舞を大事に思う人たちの努力で昭和58年(1983年)に再び始まりました。
昭和62年(1987年)には、大切な地域の芸能として鳥栖市重要無形文化財に指定されました。
◇獅子舞の構成(かたち)について
曽根崎の獅子舞は、鉦、太鼓の囃子で、童子の獅子つりが2頭の獅子を操る獅子舞と子どもたちが衣装を着けて踊りながら練り歩く道ばやしで行われます。
〇鉦は、大人3人が拍子を合わせて3丁の鉦を鳴らします。
〇太鼓は、子ども(7才~8才位)2人が直径90cmの大太鼓を打ちます。
〇獅子つりは、子ども(5才~6才位)2人が鉦、太鼓の囃子に合わせて2頭の獅子を操ります。
〇獅子は、雄獅子、雌獅子2頭の獅子で大人4人で演舞します。 〇道ばやしは、子ども(3才~12才位)40人ほどが衣装を着けて扇などをもって鉦、太鼓の囃子にあわせて行列で踊り歩きます。
【納涼祭(盆踊り大会)】
地域住民の親睦と交流を趣旨に、毎年8月のお盆前に老松神社境内を会場に納涼祭を開催しています。
屋台は一部は午後4時頃から始め、盆踊りは6時から9時まで行います。
会場では生ビール、焼き鳥などの屋台や金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的のほか、子どもゲーム大会等、大人から幼児まで楽しめる内容で行っています。
また、会場敷地内公民館ではバザー、子どもたちが自分で作った紙工作でゲームを楽しんでいます。
催しは、町区主催で、運営は、老人クラブ、婦人会、子どもクラブ、体育協会、少年野球、消防団等地域の団体が実行委員として企画運営し、やぐら建て、提灯、照明など会場設営や当日は、それぞれの屋台を出店しています。
【敬老会】
永年にわたり社会に貢献して来られた75歳以上の方へ感謝と敬意を込めて曽根崎町敬老会を開催しています。
町区内には対象となる方は260人程おられますが、例年70人程が参加されています。
内容は主に食事、演芸ですが中には自ら踊りやカラオケに出演したり賑やかな催しとなっています。
開催にあたっては事前準備、当日のお世話など婦人会の皆さんに協力してもらい、各班長さんは参加されなかった方へのお祝い品のお届けなど町区を上げての祝賀行事となっています。
【体育祭】
スポーツを通じての健康づくりと相互の親睦を趣旨に3年毎に曽根崎町体育祭を開催しています。
内容は、高齢者などもレクレーション感覚で参加できる種目が主体で、競技種目についても団体あるいはカップルでの競技となっています。 各種目で入賞商品と出場者全員に参加賞があります。
曽根崎町体育協会が実施運営しています。